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答辞→門出の言葉
今週から卒業式の練習が本格的に始まります。
ところで、卒業生が在校生や職員に対して発信するメッセージですが、昔は「答辞」、多くの学校は「別れの言葉」、そして本校では「門出の言葉」となっています。言葉の違いで、その内容や意味も微妙に変わってきているように思えるのです。
「答辞」と言っていた時代は、在校生からの「送辞」に対しての「答辞」だったのでしょうか?また、その方法も、代表の子が一人で読んでいたイメージがあります。ドラマ「金八先生」の卒業式ではこの方法をとっていますね。
しかし最近ではほとんどの学校が、一人の子ではなく、郡読風に、文章ごとに分担された一人が読んだり、全員で一斉に言葉を言ったりの方法がメッセージを述べるやり方に変わってきています。また、その途中で合唱を入れたり、在校生のメッセージや合唱がが途中で挿入されたりの方法をとる学校も増えてきました。
この方法だと、「送辞」に対する「答辞」の意味合いは薄れてきます。在校生と共同してつくりあげるイメージが強いです。
さて本校では「門出の言葉」という言い方をしているようです。(しおちゃんマンは本校一年目なので初めての卒業式です)
「別れの言葉」と「門出の言葉」では、微妙に意味が違ってくるように思いました。同じ「さようなら」という言葉でも、その言葉にこめる意味が違ってくるように思うのです。
そんなことを考えながら、今週は指導してみたいと思っています。
コメント (0) /トラックバック (0) /wrote by しおちゃんマン