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子どもたちの不安と苛立ち
昨日は、ある雑誌の取材を受けました。
ただ……、2時間も取材を受けたのですが、学期末ボケで、何をしゃっべったのか覚えていません。
小学生の荒れをストレスという視点で取材をしたいようでしたが、自分としては、ストレスというよりも、「不安・いらだち」というキーワードで考えたほうがいいということを話したような気がします。
居場所が無いというか、「自分の置き場所が無い」ことへの不安…と言い換えてもいいと思います。
そして、その延長線上に「いじめ」があるとしたら、いじめの構造が見えてくるのではないでしょうか。
だんだん思い出してきました。
自分の子がいじめられたらどうしたらいいのかという質問には、いじめられる側になるよりも、いじめる側になってしまう可能性の方が高いこと。いじめる側になってしまったらどうしたらいいのかを考えたときに、いじめられたらどうしたらいいのかも見えてくるのではないかということも話したような気がします。
他にも、学校の教師とどんな関係を持ったらいいのかとか、最近の荒れと以前の荒れの違いだとか、いろいろ取材を受けました。
いずれの話題も、教師と子どもと親の三者がしっかりと向き合って共同していくことこそ今の教育の問題を乗り越えていくキーワードであることを話してきました。今は、それぞれが悩みながら背を向けてしまっている状態ですので。
ただ、昨日の教育基本法改悪によって、教育の自由が奪われ、保護者との共同がますます難しくなっていくでしょう。しかし、真の教育改革は現場から生まれることを信じて、これからもがんばっていきたいと思っています。
wrote by しおちゃんマン
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