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2006年12月11日

学期末独り言

足はだいぶ痛みが小さくなってきたけど、まだ少し腫れている。松葉杖なしでも歩けるようになったが、足首がコチコチに固まっているような感じがする。今週はジムに行って、ランニングマシンでゆっくり歩いてリハビリをしていきたい。

さて学期末。いつからこんなに仕事が遅くなったのか。まあ、早けりゃいいというわけではないし、仕事が早ければ優秀な教師、というわけでもないのだけれど、若い時は誰よりも仕事を早く進めることにこだわってきた気がして、今振り返るとちょっとだけ恥ずかしい。

不適格教員云々の話が出ているけど、教師という仕事は、何を一番大切にしなければいけないのかをそろそろ、お偉いさん方にも気がついてほしい……。

「不適格教員排除問題」は、必ず拡大解釈されて多くの名物先生が消えていくでしょう。わかりきっていることをあえて進めようとする行政は、恐れる必要はないけれど、ナメテはいけない。

「いじめ出席停止問題」は、学校と保護者の間に(保護者同士の間でも)、様々な形でトラブルを生み出すでしょう。裁判もたくさん起こるでしょう。教育委員会や学校はその覚悟と資金の準備を進めたほうがいい。そんな「大人のトラブル」の中で、子どもたちはますます傷つき、すさんでいくのかもしれない。

いじめ問題は、学校(教師)と保護者、保護者同士が連絡体制を密にすることで、当面は防止でき、解決できると考えている。一方で子どもたちに、いじめを許さない集団と、それをのりこえる力を育てていくことは言うまでもない

にもかかわらず、学校と保護者、保護者同士の関係を崩していく方向で論議が進められていることがとても残念。

wrote by しおちゃんマン

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