« 2006年09月28日 | メイン | 2006年09月30日 »

2006年09月29日

給食費未納年間2000万円を超える

浦安市の給食費未納金額が、年間2000万円を超えていることが校長から報告されました。

浦安市では02年9月、学校に代わって給食センターが徴収を始めましたが、01年度(約194万円)に比べ、03年度(約1557万円)は未納額が8倍以上となったそうです。

そして昨年度、ついに2000万円を超えたということでした。

市立中教頭が給食費などを着服した不祥事を踏まえて変更した対策が、皮肉な結果を生んでしまいました。

浦安市は「学校関係者なら保護者は払ってくれても、顔の知らないセンター職員では難しい」と述べています。

このように見ていくと、『義務教育だから無償のはず』といった理由、さらには、経済的に苦しくて…、という理由ではなくて、各家庭が支払い手続をきちんとしない、ということの方が圧倒的に多いような気がします。

このまま給食費未納者が増えれば、当然給食制度廃止問題も浮上してくるでしょう。

一方教室では、パンを一口かじっただけで残して、それを投げて返したり、食べ物をそまつに扱う子が増えています。こういった子どもたちの指導は、もはや教師の力だけではどうしようもなくなってきている状況もあります。

「学校に給食がある」ということの「そもそも論」から話しあう時代になったのかもしれません。

知識の泉★話題の新書

セブンアンドワイ「ディズニー」特集

コメント (0) /トラックバック (0) /wrote by しおちゃんマン