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2006年07月26日

親子の関係

連日のように、子どもが親を殺し、親が子どもを殺すといった事件が報道されています。

あまりにも件数が多いので、どれがどの事件だったかわからなくなってしまいました。また、もうあまり驚かなくなってしまった…、というのも恐いことだと思っています。

子どもにとって親とは、どんなことでもしっかりと受けとめてくれて、自分を支え、その自立を励ましてくれる存在だったはずです。

ところが最近では、自分を追いつめ、期待にそえなかったり、親自身の存在をおびやかしたりすると何らかの罰をあたえるという存在になってしまっているのではないかという疑いを持っています。

そして、自己負担・自己責任が強いられる子育て、地域共同体の崩壊、「上位」では過酷な競争が強いられ、「下位」は放っておかれるといった学校教育…、そういったことが親子関係のゆがみをさらに加速させてしまっているような気がしてなりません。

今は、みんな一人ひとりが(子ども、親、教師…)バラバラにされて苦悩し、どうしたらいいのかわからなくなってしまっている時代です。しかしそんな時代であるからこそ、それぞれが情報を交換し、積極的に手をさしのべ、共同して子どもたちを育てていくような取り組みが求められているのだと思っています。

wrote by しおちゃんマン

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