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【本】チーム・バチスタの栄光
第4回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作だということで購入してみました。
最初は、なんともまあ…テンポの悪い、ダラダラとした展開で、もう読むのはやめようと思ったのですが、主人公が関係者に個別に聞き取り調査をするあたりから、ようやくテンポが出てきて、よみやすくなってきます。
何よりも、作者が現役の医師なので、医療現場の描写がとてもリアルです。
でも、学校現場もそうですが、現場というのは外側からはなかなか理解できないもの。
ましてやそこで仕事をする医師や教師の思いまではなかなか理解できないだろうなあ…と、あらためて感じたしだいです。
wrote by しおちゃんマン
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コメント
バチスタ手術は難しいのですよね。以前、NHK(だったか)で特集組んで放送してました。
患者優先の医療。これが大切なのです。
生徒中心の教育も然りです。
コメント、良く解ります。
特殊な予備校(大学生以上)の講師の端くれですが、同感です。
ただし、やってあげるのではなく、やる方法をアドバイスしています。が、最近ではそのアドバイスにさえ耳を傾けない学生が多くて困っています。
知識を与えることはできますが、知恵にするのは自分の努力なのですが、そこまでしてもらおうと考えているのが今時の学生達です。
投稿者 aksk : 2006年02月12日 11:44
>aksk さん
サービスを提供してくれているというスタンスなのだと思いました。ゆえにそこには主体的に関わろうとしない…。そればかりか、そのサービスの質を評価し、選択していく。こういった関係の中で教育が行われているのですから、なかなかうまくいきませんね。
投稿者 しおちゃんマン : 2006年02月13日 22:20
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