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今年一番言いたくなったこと
奈良の事件の容疑者が逮捕されたようです。ほぼ犯人に間違いないようですが、亡くなった子どもは帰ってきません。また、未解決の子どもがねらわれて命をおとしてしまっている事件が今年はまだたくさんあります。
私たち大人は子どもたちを守れているのでしょうか?
こういった事件から子どもを守るだけではありません。親を殺すことでしか、自立の道がさがせなくなってしまった子どもたちが出てきていること……。今年は子どもが親を殺す事件が立て続けに起こってしまいました。子どもをそこまで追い詰めてしまったものから、私たち大人は守ることができているのでしょうか。
学校は、教師はどうでしょうか?
自らを守ることばかりに追われて、子どもそっちのけで、証拠書類をそろえることばかりに追い回されて、結局は自ら体調を崩して……。あげくのはてに、訴えられたときのために保険に入る教師が増えていること……。これでいいのだろうか……。
親はどうなんだろう。
まず、「人並みに大きくなってくれれば」という言い方はやめてほしい。「人並み」ってなんだ?あなたたちから見て「人並み」ではない子は、どういう子なんだ?そういう子は生きる資格はないのか?
そして子どもは親の「作品」ではありません。どんなに小さな子でも立派な一つの人格です。いつまでも親の言うとおりになると思っていたら大間違いです。親の意思で何かをやらせる前に、やらなければいけないことがたくさんあるのではないだろうか?それをやらないで「期待」ばかり大きくて、大きな苦しみを味わうことになってしまった親子をたくさん見てきています。もうそんな悲しい事例は見たくありません。
「期待する」前に「対話を」!!!
以上、久しぶりにお酒が入って書いてみた、今年一年すごして、一番言いたくなったことでした。
コメント (4) /トラックバック (0) /wrote by しおちゃんマン