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ずかずかと
国語の授業で「ずかずかと」という表現が出てきました。この言葉の意味を考えるのに、子どもに
「教室にずかずかと入ってきてごらん」
と言ってみました。
何人かの子にやってもらったのですが、なんか違う感じがしたようで、
「それは『どたどた』だよ」
「それは『おどおど』だよ」
という意見がでました。
そこで「ずかずかと」の意味を話しあいました。そして、物語「屋根のうかれねずみたち」の文脈から、えらそうに、遠慮しないで入ってくることではないか…、ということになりました。
そこで今度は、えらそうに入ってきてもらいました。ここでやっとぴったりきたようで、「ずかずかと」の意味がわかったようでした。
また、「屋根のうかれねずみたち」の中には、「ちょっと、いいかげんにしてよ」という犬の奥さんのせりふが出てきます。
そこで、「ちょっといいかげんにしてよ」と言われたことはありますか?と聞いてみました。子どもたちから、自分の経験をもとにしていろいろな意見がでました。
動作化して話しあったり、身近な経験から意見を出しあって読み取っていかないと、今の子どもたちは「わかっているようで実はわかっていなかった」ということが多いので注意しています。
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