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2004年10月04日

学校公開日初日

今日から8日まで本校は、学校選択制のための「学校公開日」です。
浦安市の学校選択制については、こちらのページを参考にしてください。

本校は、上記でいうところの「受け入れ可能学校」ですので、選択の対象になっています。それでどのくらいの人が参観したかと言いうと、今日の初日はゼロでした。つまり誰も来ませんでした。

原因は、初日であったことや宣伝不足、さらには雨が降っていたということもあるのでしょうが、そもそも本市において、小学校を選択したいという要求があるのかどうか疑問です。(中学校はともかく)

学校を選択するなら私立小学校に行く家庭が多いですし、多くの家庭では(特別な事情がない限り)、登下校の安全面や地域での友達関係などを考慮して学区の小学校に行くことを選択するのではないでしょうか。

学校を選択するよりも担任を選択したいといった、耳の痛い、笑えない冗談を保護者の方から聞いたこともあります。つまり、多くの保護者は、どこの小学校でも一緒…みたいな冷めた目で見ているような気がしてしかたがありません。

にもかかわらず、本日の朝の職員打ち合わせでは、校長から、授業をしっかりとやるようにとか、校舎内の美化に気をつけようとか、その他こまかな注意がありました。それで参観者ゼロですからねえ。

私は、そもそも文科省が打ち出した学校選択制は、保護者や子どもたちに学校を選択する権利を認めることを第一義としたものではないという疑いをもっています。本当のねらいはどこにあったのか……。今回は述べませんが、みなさんも考えてみてください。

wrote by しおちゃんマン

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コメント

この話にのる方向で考えてみますと、学校間競争、教師間競争に駆り立てる仕組みであって、それが保護者や子どもの利益に必ずしもつながらないということがまず考えられます。

私の生活指導の8月号において、取りあげた感情労働となるために、教師はそのねらいを教師の統制にあると知りながらも、そこから抜けられないという仕組みかも知れません。

ついでながら、参観期間が長いと、参観者が減るという法則があるようです。一年中にすると、本当にいなくなるかも知れません。

投稿者 KOYASU : 2004年10月05日 06:52

国民の中に、「競争を歓迎する」トーンがあります。

したがって…、
『競争はすべて悪いわけではないが、今回の学校間競争や教師間競争は、結果的に子どもたちのためにならないばかりか、下手をすると大変な事態になる』
ということを国民にわかりやすく説明する必要があると思っています。

投稿者 しおちゃんマン : 2004年10月05日 23:22

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