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最後のスト世代
プロ野球選手会がストライキを決定しました。これだけ世論に支持されているストも珍しいです。
さて、ストライキと言えば、私の世代は市内で教師としてストライキをした最後の世代です。といっても、「時間外スト」と言いまして、学校が始まる前の早朝に神社に集まって集会を開いただけですが……。つまりストになっていない(笑)。
分裂前の当時の日教組からのストの指示で、教師になったばかりの私は何もわからずに早朝に神社に出かけました。ところが時間通りに集まったのは、私たち若い新米組合員だけで、当時の執行委員は遅刻や欠席。結局時間通りに集まった私たちだけがストに参加したことになってしまい、校長室に呼ばれて口頭で処分を受けました。ストの経験はこの一回だけです。
その後日教組は分裂。新しい組合で執行委員をやったりもしましたが、あのストの経験から、いまだに自分の中のどこかで「組合」という響きに不信感をもっていて、今一つ一生懸命になれない自分がいます。組合の活動にはのめりこまずに、全生研の運動に一生懸命になったのはこのためでもあります。
プロ野球選手会のストライキの報道を聞いていて、ふとそんなことを思い出しました。
wrote by しおちゃんマン
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コメント
労働者としてのストの経験は一度もありません。
学生時代にはなんどかあったかも知れません。でも学生のストってなんだか今ひとつ実感がわかなかった気がしなくもない。昔のことで印象は忘れてしまいました。
私は、不信感はさほどないですけど、組合の慣行らしきことには首肯できないこともあります。それでも、組合は大切だなと思ってます。
10月始めにある大学院入試に時間外手当が付くのかどうか全国の国立大学法人の対応もバラバラのようで、ないと交渉もできないといったこともあるので。
投稿者 KOYASU : 2004年09月18日 18:05
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