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++ しおちゃんマンのプライベート日記 ++



不安と苛立ち(2) 2004年06月09日(水)

何人かの報道関係の方から、佐世保の事件について、メールでコメントを求められました。いずれも「いろいろコメントをもらっているけど何か腑に落ちない」ので、現場の声を聞きたいという内容でした。今回の事件は、さすがのマスコミや教育評論家のみなさんにとっても、なかなか事件の本筋が見えてこないようです。

かくいう私も、このプライベート日記に書いたように、何か「目隠し」をされた時のような不安と苛立ちを感じたというのが第一印象でした。そして今もその思いから抜け出せないでいます。

また、この小学校の校長先生は「心のノート」の指導をしっかりとやってきたのに云々…というコメントを残していましたが、このコメントは、文科省がなんの前触れもなしに現場に押し付けてきた「心のノート」がいかに今回のような事件に対して無意味な資料であったのかが証明されてしまった、という結果になってしまいました。

にもかかわらず文科省は、相変わらず「命を大切にしましょう」「思いやりの心を持ちましょう」等々のお題目を並べるだけです。

大切なことはこういった精神論ではなくて、子どもたちをとりまく状況…、そして「関係性」をリアルに見ていくことだと思います。

今は、亡くなられた児童のご冥福を祈りつつ、一方で大きな不安を感じています。

それは、今の子どもたちの関係性や、社会の価値観に触れていると、再びこういった事件が引き起こされてしまうのではないかという、現場の教師だからこそ感じる「不安」なのかもしれません。

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